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6月25日に行われた『FINAL FANTASY XV の人工知能 - ゲームAIから見える未来』刊行記念イベントに参加してきました。
このイベントは『FINAL FANTASY XV の人工知能 - ゲームAIから見える未来』の刊行を記念して開催され、
FF15においてリードAIアーキテクトを務められた三宅陽一郎さん、リードゲームデザイナーとしてニフル兵のAIやエピソードプロンプト等などを担当された遠矢司さんによるゲームAIと人工知能について座談会形式のトークショーが行われました。



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まずは人工知能の基本的なことから…ということでシンボルAIとニューラルネットワーク、2つのAIについてや第一次、二次、三次…とAIブームの歴史まで分かりやすく解説が始まり

・ゲームデザイナーから見たAI
・ゲーム人口知能の未来

といったテーマで遠矢さんが進行を行い三宅さんが解説を行うというスタイルで進行していきました。
まるでゲームでの人工知能についての分かりやすいセミナーのような内容で、”どのようなテクノロジーやアプローチでFFXVが作られたのか”ということを聞けました。

印象的だった内容としては以下のようなものがありました。
詳しい内容を知りたい方は色々な方がTwitterでまとめられているのでそちらを是非、参照してください

・現代のAAAゲームにおいてゲーム性だけではなくキャラクター性をしっかりと作り、重視しているのが当たり前の時代(GoW、RDR2など)。FFXVではキャラクター性に大きくこだわって作成した。

・モンスターAIは倒されるから3分持てばいい(※違和感をあたえなければいい)。それと違って仲間キャラクターのAIはずっとプレイヤーといるためそうもいかない。そのため無謀な挑戦だった。

・自然に仲間キャラが歩く位置を考えるAIをチューニングするのがゲームデザイナー。デザイナーもAIのテクノロジー分野に踏み込む必要性があった

・敵モンスターは子供を攻撃したら親が襲ってくるなどをAIで作っている。当初は本当の生態系を作り上げたかった

・敵はプレイヤーを殺す気を感じられないと違和感を感じる。頭を使って殺しにきてるように見せる。しかし本当に倒せないと困るのでバレないように隙を作る。ゲームでは敵の意志をわかりやすくする
演出の工夫が必要。

・自動生成が今後のキー技術になる。AIと自動生成が融合していき将来的にはAIがゲームデザイナーを担ってくるのではないか。

個人的にはFFXVの中でも印象的な機能である写真AIシステムが終盤で開発されたということに驚きました笑
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イベント終了後はサイン会ということで、本にサインも頂いてきましたよ!!